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とりあえず日々考えたことを書いていこうと思う。
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歳をとるにつれて、「それなりの恰好」をしなければならない、という社会的圧力は強まる。女性のほうがおそらくこの圧力を強く受けるのだろうが、男性に対しても無視できない力を発揮する。この圧力が男をおっさんにし、女をおばさんにしてゆくのである。



歳に応じた格好をしようと思うと出費は増える。身だしなみに対して支払うだけの収入を得ていかなければ甲斐性のある男にはなれない。年功賃金とは甲斐性を保つためのシステムでもある。男性が正統的な「おっさん」に洗練されてゆくための地盤でもある。



自分の個人的ファッション感覚、というのは大事にしていきたいですよ。もちろん。しかし、それだけだと自分の立ち位置がどんどん狭められていく感覚に対抗しつづけていかなければならない。それってけっこう疲れますよ。私は私、って自分に言い続けるのって疲れるでしょ。



僕は疲れるのが嫌なんです。自分が本当に精力を注ぎたい場面以外で疲れるなんて不毛な疲労でしかない。社会的な同調圧力、というものが仮にあるとして、僕はそういうものにあえて逆らおうという気力がわかないんですよ。そんなつまらないことにエネルギーを使いたくない、と思ってしまう。



つまりそれは、僕はあえて同調圧力なるものに対して抵抗しなければ社会的にそれなりの位置づけを与えられる、という恵まれた、つまらない身分である、ことを公言していることになるわけだが、そのことについては僕なりに考える所はあって(その話はまた今度にしましよう)。
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